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イベント(2007) *献燈祭  *佐味郷夏祭り *親子パズルラリー作品賞 *出前アート大学・ガラスがぷぅーっ

「出前アート大学・ガラスがぷぅーっ!」

(2007.11.20 / 於:葛城小学校)
画像・コメント提供→よっしゃん


■「出前アート大学」が葛城小学校で開催されるまでの経緯

「出前アート大学」とは多摩美術大学校友会(同窓会組織)が、全国の小学生にアートを届けようと開校した出張型授業で、今年で4年目になります。
この「出前アート大学」は、すべての費用が校友会もちで、受ける側の学校には何らの負担もかけない、第一線で活躍するアーティストやクリエイターを派遣してくれるということで、毎年、多くの学校から応募がありますが実際に実施できるのは6〜7校に限られます。
御所、南郷遺跡で5世紀半ばのガラスなどの工房跡が見つかったということをきっかけに、「ガラスの授業をやってほしい」との提案に応じていただきました。
せっかく遠い御所まで来るのだから、もう一校やっていただけるということで、秋津小学校と葛城小学校が応募しました。
7/10に下見に来られ、秋津小学校が11/19、葛城小学校が11/20に実施を決定し、行われました。
「出前アート大学」→ http://www.tamabi.ac.jp/alt/demaeart_site/top.htm

御所まで車で運んでこられる、小型のガラスを溶解させるグローリーホールという炉を伊藤教授が開発、特注していただいたそうです。
体育館でスライドの「ガラスって」という伊藤教授からのレクチャーがありました。 その後、体育館の外に移動して、これから皆が体験することについての説明がありました。

具体的には、事務局員の中井さんがモデルになって、ガラスを吹いてふくらませるやりかたを教わりました。普通はガラスをふくらませる中が空洞になった竿の先にガラスの塊をつけて竿の口から吹いてガラスをふくらませるのですが、今回はさらにその口に長いチューブをつけて吹くことにしました。

まず、自分の作品がわかるように、前もって作っておいたイニシャルやマークの切り抜きに色ガラスパウダーを乗せて鉄板の上でそっと切り抜きをはがします。

伊藤先生が熱したガラスの塊に鉄板の上の色ガラスパウダーを押しつけて着色し、もう一度グローリーホールで熱します。
竿の口につけたチューブから思い切り息を吹き込んでふくらませていきます。カメラマンが写真を撮っています。ビデオカメラも回っています。

ふくらませた後は自分で竿を持ってその重さを体感し、ふくらませたガラスを鑑賞しながら、伊藤先生と一緒に記念写真を撮ります。

「がんばれー!」
「もっと吹けー!」

風が強く、炉の温度が上がらない時もあって思い切り吹いても大きくふくらまない人もいて残念でした。

ガラスは普通二日がかりで徐々に冷ましていきますが、今回は一日だけの授業で、自然の外気で冷ましているので、途中で突然「パ〜ン」と割れることがあります。

全員が吹きおわったあと、アシスタントの馬越先生の熱したガラスの塊から容器を作り一瞬のうちにガラスの皿を作るというパフォーマンスを見せてもらいました。
木の棒で作った台にのせるとガラスの熱で台がこげはじめました。

スタッフは向かって左側からアシスタントの酒井さん、木原さん、伊藤先生、担当理事の上村さんと安藤さん、チーフアシスタントの馬越先生、事務局の中井さん、栗原さん、田中さん、ビデオは向田さん、カメラは津田さんの11人でした。

最後に校長先生と児童代表がスタッフにお礼の挨拶をして終わりました。
伊藤先生たちに一人一人ありがとうと握手をしてお別れです。 伊藤先生が、見学に来られた市内図工・美術研究会の先生方の質問に答えています。

終了後、スタッフ全員で後かたづけです。グローリーホールは扇風機で冷ましています。炉などの機材はワンボックスカーにぎゅうぎゅう詰めになりました。伊藤先生と馬越先生が運転を交代しながら東京まで帰ります。
後のスタッフは新幹線で帰ります。
スタッフの皆様、ありがとうございました。

皆はほんとうに楽しそうでした。学生の前では厳しい顔をして、手をとって教えることはないであろう伊藤教授が一人一人に手を添えて嬉しそうに声をかけているのが印象的でした。
よっしゃん。

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